演題:【ユーザー視点で見た生コン製造の在り方】
講師:近未来コンクリート研究会 十河 茂幸 様
日時:令和7年10月31日(金) 17:00~18:20
会場:サンルート徳島 会議室
近未来コンクリート研究会代表の十河茂幸様に、WEB講演をして頂きました。
十河様は土木学会、日本コンクリート工業会など学会では多くの委員長、幹事を歴任されておりますが、大手建設会社第一線でのご活躍の経験もあり、今回は生コン工場向けに「ユーザー視点から見た生コン製造で注意すべき点」をテーマにお話し頂きました。
ご講演では、以下の題目についてお話がございました。
1)コンクリート施工時に生じる変状と対策
・時系列でみる変状の種類とその原因について、写真を用いて詳細なご説明
・コールドジョイント対策の打ち重ね方法
・ひび割れ原因と対策、長さ変化率を決定する要因
2)生コン業界に求められる性能
・発注者、工事施工者、生コン製造者それぞれに求められる性能と指標
・水中養生・封緘養生の強度発現の比較(水中養生の28日強度が封緘養生の91日強度にあたる)
・ひび割れ対策として、骨材品質と混和剤でのスランプ調整の重要性。強度の余裕によるひび割れ危険性の増大。
3)生コン業界の将来の展望について
無駄を省いてコストを下げてはどうか。生コン業界からの働きかけにも期待する。
・品質保証書(品質管理の検査)の提出で受入検査を無くす
・単位水量の現場試験は無くし、計量値と骨材表面水率の提出
質疑応答では、参加者より実際の打設後に生じたコンクリートの表面の変色についての質問や、舗装コンクリートの曲げ強度試験の代わりに圧縮強度試験で行っている事例が見られないことへのご意見を求めたりと、20分に渡りお話を聞くことができました。
青年部の講習会としてWEB講演は初の試みでしたが、会場に来られなかった青年部会員や、興味を持たれた工組会員にも参加を広げることができました。
またご講演内容から徳島市内の生コン圧送会社様にもお声掛けし、ご参加がありました。
十河様には、講演でデータを提示しながら一般的に知られていない知見をご教授頂き、また質疑応答では、ざっくばらんにお話し頂きまして、大変有意義な講習会となりました。





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